Dienstag, 20. Mai 2014
電気の使い過ぎについて。自動販売機。
昔よくつるんでいた友達は少しゲリラ的な奴で、道路を歩いていて自動販売機を見かけると、即座にコンセントを抜いていた。
「日本にある自動販売機のコンセントを全部抜くと、原発一つ分要らなくなるって知ってた!?」
それって、90年代始めの話です。今から20年以上前。

たまに帰国すると自動販売機の乱立ぶりに圧倒される。しかも冷たい飲み物はキンキンに冷えているし、暖かい飲み物は保温されて出てくる。日本で暮らしていた時は全く当然だったが、今思うと信じ難いほどの電気の無駄遣いだと思う。飲み物を買いたいならば、売店もコンビニも至る所に在るでしょうに。今一瓶いくら?120円?そのうち一体電気代はいくらなのかしら。
私の暮らしているドイツでは飲み物の自販機、滅多にみかけない。あったとしても駅の構内とか、学校とかに限り。イカツイ地味な鉄の箱で、ピカピカ光ったりとかもしない。多分、飲み物冷やしてすらない。私の家の半径10km以内に自販機は無い、と私は確信して言うことができる。
でも飲み物に関しては全く不便はない。ドイツ人はよくミネラルウォーターの瓶を持ち歩いているし、持っていなければお店で買えばいい。私の暮らしている所では、水道水を飲んでも全く問題はない。
だって、日本で、ですよ。
水道水のあれだけおいしい国で。世界中みんなが飲みたがるお茶のある国で。
ほとんど全ての地下鉄の駅に売店があって、至る所にコンビニがあって、って国ですよ。
日本の自動販売機、すぐに廃止すべきです。飲み物を売っているのか、電気を売っているのか。原発一つ分要らなくなるそうだし。

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